パーキンソン病の症状

パーキンソン病は、主に50歳以上で発症する病気です。40歳以下で発症する場合もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。

主な症状は

  1. ①無動・・・・・・・動きが遅くなる
  2. ②姿勢反射障害・・・転びやすくなる
  3. ③安静時振戦・・・・手足が振るえる
  4. ④筋固縮・・・・・・手足の筋肉がこわばる
パーキンソン病の症状

などです。振戦や筋固縮は首に出る事もあります。

これらの症状が最初から全て出るわけではなく、最初は振戦だけの場合や歩行障害だけの場合もあります。「振るえ」「手足のこわばり」「歩きにくさ」だけの時期を見ると、まぎらわしい他の病気がたくさんあるため、誤診されている事もあります。

部分的な症状だけであっても、他の症状がないか?症状自体がどんな特徴なのか?パーキンソン病にはないはずの症状がないか?などを詳しく診察する事で正確な診断につながります。

(文責:理事長 丹羽 直樹