横浜脳神経内科は脳神経内科を専門とするクリニックで、特に頭痛外来に力を入れています。頭痛に悩む患者さんのために何をすべきか?何ができるか?を考える医師が集まっています。
医師紹介
理事長 丹羽 直樹
資格
- 日本神経学会神経内科専門医・指導医
- 日本頭痛学会専門医・指導医
- 日本脳卒中学会専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 身体障害者福祉法指定医
(肢体不自由、平衡機能障害、音声機能・言語機能障害、そしゃく機能障害、膀胱直腸機能障害) - ボツリヌストキシン療法認定資格医
(眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、痙性斜頸)
略歴
- 1988年3月 千葉大学医学部卒業
- 1989年10月 松戸市立病院 救急部
- 1994年10月 七沢リハビリテーション病院 神経内科
- 2002年4月 沼津市立病院 神経内科
- 2002年11月 長池脳神経内科開設
- 2012年11月 横浜脳神経内科開設
ご挨拶
頭痛が続くと仕事や生活に支障をきたします。急に強い頭痛が起きた時、薬を飲んでも治らない時、何か脳の病気ではないかという不安に襲われていませんか?
頭痛の原因を見つけて適切な治療を行うには、患者さんの症状をいかに正確に捉えて論理的に考えるかが大事です。痛みというのは、身体のどこかに異常が起きているというサインです。脳の病気以外で頭痛をきたす事もあります。脳神経内科以外にも、一般内科・脳神経外科・整形外科・眼科・耳鼻咽喉科などの知識も必要です。また、新しい医学情報を学んでアップデートしなければ、古くなって役に立たない診療になってしまいます。
「市販薬や処方薬が効かないのはなぜか?」
「いったい何が頭痛を起こしているのか?」
を分かりやすく説明し、患者さんの不安を安心に変える事を第一に考え、日々の診療を行っています。
頭痛の不安や悩みを抱えている方は、当院にご相談ください。
経歴
研修医時代
大学卒業後、研修医として千葉大学神経内科に入局しました。ここでは神経症候学(患者さんの訴えや症状から脳神経系のどこに問題があるかを見出す技術)を学びました。どこの場所に問題があるかを推定し、次にその場所に何が起きているのかを考え、必要な検査を行って診断を確定します。
三次救急から学んだ事
研修修了後、松戸市立病院救急部(現松戸市立総合医療センター救命救急センター)に勤務しました。この分野では、患者さんの病態を総合的に診る事が必要とされます。
交通事故のような多発外傷では、ケガや骨折だけに目を向けるのではなく、まずは生命維持に直結する呼吸や循環の安定化をはかる事が最優先です。緊急手術が必要かどうかを考えつつ、内科的集中治療を行います。
意識の障害(呼び掛けても反応がないなど)がある患者さんの場合、必ずしも脳の病気とは限りません。循環器系疾患や糖尿病・内分泌系疾患が原因の事もあります。
リハビリテーションの必要性
頭部外傷や脳卒中で命が助かっても、その後うまく歩いたり、話せるようになるために、リハビリテーションが必要になります。
症状のピークである「急性期」の段階で、できるだけ早期にリハビリテーションを開始する事が、後遺症を最小限にできるかどうかを左右します。七沢リハビリテーション病院に勤務し、可能な限り早期にリハビリテーションを行う意義を実感しました。
自らのクリニックを開設
長池脳神経内科、横浜脳神経内科とも開設にあたり、設備や体制にこだわりました。丁寧で確実な治療ができるよう、MRI機器を導入し、完全予約制による診察時間の確保に努めています。
院長 石川 達也
資格
- 日本神経学会神経内科専門医・指導医
- 日本頭痛学会専門医・指導医
- 日本脳卒中学会専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
- ボツリヌストキシン療法認定資格医
(眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、痙性斜頸)
略歴
- 1998年3月 東海大学医学部卒業
- 1998年4月 東海大学医学部付属病院 神経内科
- 2014年4月 山本記念病院 神経内科
- 2015年4月 にわファミリークリニック 神経内科
- 2016年9月 石川町なのはなクリニック 神経内科
- 2017年8月 東京頭痛クリニック 神経内科
- 2019年4月 横浜脳神経内科 院長
メッセージ
20年以上脳神経内科医として脳卒中、めまい、認知症、頭痛などを専門に従事してまいりました。これまでの診療で実感したのは、「頭痛は、患者さん自身の生活習慣を変える事で、ある程度コントロールできる」という事です。適切な薬剤の使用でもちろん頭痛は良くなりますが、回数が増えたり、痛みの程度がひどくなる場合は、「生活習慣を少し変える意識」をするだけで良くなる事が多いのです。例えば、片頭痛の方は、頭痛を誘発する因子の一つとしてチョコレートがありますが、毎日食べていたチョコレートを控えたら頭痛が改善した例もあります。
ご自身の生活習慣に取り入れた方がいいもの、そうでないものを知って、頭痛とうまく付き合っていけるようアドバイスを行います。
頭痛持ちの方は、「どの薬をどのタイミングで服用するのか」がポイントになります。西洋医学だけでなく必要に応じて東洋医学(漢方薬)も活用し、どちらか一方に偏るのでなく、それぞれのメリット・デメリットを考えた治療を目指しております。一人ひとりに合わせた飲み方を助言いたします。お気軽にご相談ください。
医師 古宮 裕泰
資格
略歴
- 2011年3月 浜松医科大学医学部卒業
- 2011年4月 藤沢市民病院 内科
- 2013年4月 国立病院機構横浜医療センター 神経内科
- 2014年4月 横浜市立大学附属市民総合医療センター
- 2015年4月 藤沢市民病院 神経内科
- 2016年4月 横浜脳神経内科 脳神経内科
メッセージ
神経症候学(脳神経系疾患の診断技術)に興味を持ち、脳神経内科医になりました。パーキンソン病など神経変性疾患を得意としていますが、横浜脳神経内科で頭痛の患者さんを多く診るようになり、頭痛の奥深さを感じています。多くの医療機関のサイトや医療情報サイトでは、慢性頭痛では緊張型頭痛が最も多いと書かれていますが、私の診療経験上から、それは違うと考えます。従来緊張型頭痛と言われてきた頭痛のほとんどは、一見そのように見えている慢性片頭痛であり、実際に片頭痛の治療薬が効くという事実を実感しています。既成概念にとらわれない診療を心掛けています。