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頭痛コラム

  • 飛行機頭痛の原因と対策

    監修:横浜脳神経内科 丹羽直樹医師(日本神経学会専門医)
    投稿日:2025年12月9日|最終更新日:2026年3月1日

    飛行機頭痛の原因と対策を説明します。

    飛行機頭痛の原因と対策

     

    飛行機頭痛について

    飛行機の離着陸時に生じる頭痛です。機内の気圧変化が原因とされています。特に、飛行機の降下時に多く見られ、痛みの質は刺すような痛みや、片側の目の奥から前頭部にかけての激しい痛みです。

    特徴として、片頭痛とかなり似ている事が挙げられます。また、片頭痛自体、気圧変化で起きる事が知られています。

    飛行機頭痛のメカニズム

    気圧の急激な変化により、以下の変化をきたします。

    1. 副鼻腔内の圧が急激に変化し、三叉神経が刺激される。
    2. 耳の鼓膜の内外で圧に差が生じ、鼓膜に緊張がかかって三叉神経を刺激。

    三叉神経は痛みを脳へ伝える神経で、刺激が加わると脳細胞が頭痛として感じます。したがって、鼻や耳管の通りが悪いと内外の圧の差を生じやすく、起こりやすくなります。

    三叉神経刺激で生じる点では、片頭痛と似ている部分があります。

    予防法

    飛行機頭痛を予防するには、搭乗中に耳や鼻の通気を良くする事が重要です。

    • 強めにつばを飲み込んでみる
    • わざとあくびをしてみる
    • 飴をなめる

    などが効果的です。着陸態勢に入ってからは間に合わないので、その前からこうした事を意識的に行っておく事が大事です。それでも効果がない場合、バルサルバ法(鼻をつまんで息を押し出す方法)を試みてください。

    影響を受けやすい人

    飛行機頭痛は、元々片頭痛を持っている人や副鼻腔炎のある人に多く見られる傾向があります。特定の条件下で発生する頭痛であり、適切な対策を講じる事で予防や軽減が可能です。 

    文献

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    本記事は最新の医学情報をもとに2026年3月1日に更新されています。

    この記事は横浜脳神経内科医師が書いています。

    理事長 丹羽 直樹
    理事長 丹羽 直樹
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    【資格】
    日本神経学会神経内科専門医・指導医
    日本頭痛学会専門医・指導医
    日本脳卒中学会専門医
    日本内科学会認定内科医
    身体障害者福祉法指定医
    (肢体不自由、平衡機能障害、音声機能・言語機能障害、そしゃく機能障害、膀胱直腸機能障害)

    【略歴】
    1988年3月 千葉大学医学部卒業
    1989年10月 松戸市立病院 救急部
    1994年10月 七沢リハビリテーション病院
    2002年4月 沼津市立病院 神経内科
    2002年11月 長池脳神経内科開設
    2012年11月 横浜脳神経内科開設