症状
- ①無動・・・・・・・動きが遅くなる
- ②姿勢反射障害・・・転びやすくなる
- ③安静時振戦・・・・手足が振るえる
- ④筋固縮・・・・・・手足の筋肉がこわばる
これらがパーキンソン病の四大症状といわれる主な運動症状です。振戦や筋固縮は首に出る事もあります。
これらの症状が最初から全て出るわけではなく、最初は振戦だけの場合や歩行障害だけの場合もあります。「振るえ」「手足のこわばり」「歩きにくさ」だけの時期を見ると、まぎらわしい他の病気がたくさんあるため、誤診されている事もあります。特に、初期の時期では振るえだけが症状の場合があり、他の振るえの病気と区別する必要があります。
部分的な症状だけであっても、他の症状がないか?症状自体がどんな特徴なのか?パーキンソン病にはないはずの症状がないか?などを詳しく診察する事で正確な診断につながります。
参考
(文責:理事長 丹羽 直樹)